いつか私が絆されて、結婚しちゃうその日まで

結婚願望のない30代独身女の日常のつぶやきです

悪あがきフェーズに入った。

もう本当に結婚しなければならなそうだ。

 

ビル(住居付)を買うことになった。

 

そもそも物件が特殊だったので住宅ローンが組めるかわからない、
不動産屋の目算だと、確率は2割。

8割の確率で、住宅ローンは組めないだろう
という話だったので、
賭けてみた。


マジで人生賭けてみた。

 

 

住宅ローンが組めるか、審査通るか試してみよう。

住宅ローンOK=結婚

住宅ローンNG=白紙
というシンプルな賭けである。

 

色々あって、
結果、
審査通った。

負けた。

 

しかし住宅ローン通ったとはいえもう少し自己資金用意したくて、
親に借りれないか聞きに実家に帰った。


自分「二人で家買うことになって、お金貸してほしい」

母「二人でって、それはさ、二つの世帯として共同で買うの?結婚しないの?」

自分「う。自分はしたくないけど、ローンの関係で2親等以内にならなきゃいけないので、することになっちゃうと思う。でも自分はしたくない。」

母「なんでそんなに嫌なの?」

自分「ローンが通りやすいように同居人にポンって100万入った銀行のカード渡してあげたのも自分だし、手付金の400万も自分がポンって今まで貯めてきた金から出したから、今回の契約が決まったのに、自分は自分の実力で稼いできたのに不動産屋に源泉徴収渡したら『意外とありますね』ってつぶやかれたり、不動産屋で『奥さん』って言われたり、結局どんだけ自分が1人でやれると思って、それだけの稼ぎがあっても世間ではそう見られないのが嫌だ。例えば転職するとき既婚だったら男と女で印象が違うと思う。それも嫌だ」

 

 

母「今のご時世もそんなに違うもんなの?」

自分「?」

母「あんたみたいな生活捨ててバリバリ働くって言うスタイルも結局『独身だから出来るんだね』って思われるよりも、既婚でも今みたいな働き方貫いていることに価値があるんじゃないの、今時。」

 

 

なんか、母は自分より進んでいました。

 

そうですね、と思ったのと、
母が
「入籍するならそのとき用にとっておいた数百万はやる。(逆に言うと入籍しないならやらん)」

と言うので、たぶんもう1年以内に入籍するんだと思う。

 

マジかーーーーーーー。

すげー腑に落ちない何かモヤモヤしたものがあるんだけど、

確かに1人じゃビル買えないし、

リノベ楽しそうだし、

きっと楽しいことになる。

そういうことで納得することにした。

 

 

結婚したくないのは合理的な理由じゃなくて、精神的なものだったから
家(ビル)という物理的なものと、
それを好きなように出来るという精神的なメリットを合算すると
「嫌だ」って思うことよりも大きくなっているはず、
ということで、納得することにした。

 
ただ、住宅ローン的には婚約者として
もう今の名前で印鑑押しまくったので
このままうまく借りられればそのまま入籍はスルーできるんじゃないかと
ちょっと悪あがきはしている。


苗字変わると印鑑証明変えなきゃいけないからね。

めんどくさいよね。
私もだけど、役所も、銀行も!
私の苗字がそのままなら役所も銀行も処理がひとつ増えなくてすむんだよ!